2010年12月31日金曜日

よいお年をお迎え下さい。

いよいよ、2010年もあと23時間あまりとなりました。

今日も患者さんや会う人・会う人に、

 『よい年をお迎え下さい』

と挨拶しまくってきました。

ふと考えると、とてもいい挨拶だなぁと感じます。

日本人はだいたい、新年を迎え、おめでたいと感じると思います。
これは、年神様に"年魂(年玉)"をいただくという思想に基づいているらしいです。
年魂は、一年間の生命力のこと。

門松を立てるのも、年神様がつんつんと尖ったものが好きだから、年神様に来ていただくために門に尖ったものを立てるという習わしです。
また大掃除も、年神様がきれい好きだから、年神様を迎える準備として行われます。
お年玉は、年神様の代わりに目上の者がくれる年の賜物(たまもの)が由来です。
数え年は、年神様から一年の生命をもらうので、お正月に1つ増える…

「よいお年をお迎えください。」とは、来年年も元気でいてくださいという気持ちのこもった言葉で、言霊だと思います。
私的には「よい"お歳"をお迎え下さい。」と書くほうがしっくり来る気がするくらいです。

会う人同士が、相手の健康を祈り合う。
とってもすばらしい風習だと思うのです。

日本っていいなぁと思う、年の瀬です。


だから出来るだけ多くの人に、出来るだけ丁寧に、言霊を送ってきました。


さて、
今年一年、つたないブログにおつきあい下さり、どうもありがとうございました。m(_ _)m
どうぞよいお歳をお迎え下さい。(^_-)☆

2010年12月22日水曜日

また、勉強会

今日は鍼灸師会の仲間と勉強会をしてきました。
お互いを治療し合って、意見と感想をぶつけ合って切磋琢磨する会です。

今日は、作業療法士の先生がいらっしゃって、在宅での施術の仕方をお互いに概説しあいました。

だいたいすることが一致していたのですが、視点が違ったりしておもしろかったです。

次回作業療法士の先生がいらっしゃったら、リラクゼーションの要素の強いマッサージをしてあげることになりました。

2010年12月20日月曜日

一昨日と昨日はレイキの勉強会でした。

一昨日と昨日は、レイキの勉強会でした。

一昨日(18日土曜日)はレイキの交流会でした。
そして今日は、治療をお休みさせていただいて、レイキのレベル2の再受講でした。

私が学んでいるのは、現代レイキです。
現代レイキとは、高田はわよ先生がハワイに根付かせた「西洋レイキ」と、日本にとどまり開祖臼井甕男(うすいみかお)先生の教えを頑なに守った「伝統霊気」を融合させたレイキです。

レイキは宗教ではないのですが、単なる治療法にとどまらず、生き方や哲学っぽかったりもします。
私は治療法としても活用していますが、ヒーリングや願望実現はスピンオフに過ぎず、レイキの究極の目標は「安心立命」であり、私の目指す姿です。
今後もさらにレイキの能力を高めて行きたいと思います。

2010年12月17日金曜日

一生に一度の違和感

一生に一度、あるかないかの違和感を体験しました。

叔父が亡くなりました。
ガンの闘病中肺炎を起こし入院、退院は果たしたのですが、自宅に帰って数日後、肺炎が悪化、急転亡くなったのです。

近所の葬祭場にて、昨日お通夜今日告別式でした。

私は昨日も今日も出席したのですが…

今日のスケジュールは、丁度患者さんと患者さんとの間に告別式があって、しかも告別式の直前にある患者さんの自宅から葬祭場までが歩いて1分!(@o@;)
車に喪服を積んでいれば、患者さんに迷惑をかけずに、告別式にも間に合うという、とてもラッキーな巡り合わせでした。
これも叔父の人徳のなせる技でしょうか?

患者さんの自宅へ向かう道すがら、葬祭場の前を通ります。
そこには叔父の名前の看板が…

その看板を見ながら、私は別の用事(治療)で、その前を素通りするのです。

もう、私の父(叔父の弟)などは会場に入っている頃です。
なぜ私はそこに行かないのだろう?と…

当然、治療(仕事)であるし、治療が済んだら駆けつけ、告別式に間に合う時間の予定です。

でも、普段何気なく目にする告別式を知らせる看板にはいつもと違い、確かに私の叔父の名前。
これだけでも珍しいこと。

そしてそこに向かわない私。

「認識の大きな揺らぎ」を体験しました。




その後、治療を済ませ、大慌てで着替えをして、何とか告別式に出席しました。

叔父の冥福を祈ります。

2010年12月15日水曜日

ショックっ!・・・・・

最近何かと忙しいのですが、
(何が忙しいのかは後日書きますね。っていうか、書く暇もない感じでf(^_^;))
相当に疲れているのかなぁ?って思う出来事がありました。

相当落ち込んでます(T_T)↓↓

いつも患者さんに「打鍼術」というのをしているんですが…

打鍼をなくしてしまいました(πoπ)

昨日の患者さんAさんのお家で使用して、
次の患者さんBさんの治療が終わったときに気づきました。

で、Bさんのお家を探して見つからず、Aさんのお家に戻って探させてもらったのですが、見つかりません(T_T)
乗り降りした場所・途中も見てみました。


ま、AさんBさんのお家にあるとは思うのですが…


だいぶショックで、なんとも元気が出ませんf(^_^;)


打鍼術(だしんじゅつ)とは、御薗意斎によって発案された鍼(治療につかう針)の刺入法。小さな槌をつかって、五寸釘のような太い鍼を刺す。
現代では、腹部打鍼を実用化するために、鍼の尖端を極端に丸めた専用の鍼の発案などが行われている。
Wikipediaより

あ、私は意気地なし(≧y≦*) プwなので、五寸釘のような太い鍼は刺しません。先の丸い鍼をとんとんと叩くだけです。

2010年12月11日土曜日

昨日と今日は…

昨日と今日は、それぞれ勉強会です。
昨日は、臨床をお休みさせていただいて、レイキの勉強会でした。
一度勉強したこと、習い直してしっかりと自分のものにする、きちんと消化するための再受講でした。

今日はこれより、月1根津にて杉山真伝流の勉強会です。

2010年12月9日木曜日

そんなに慌てないで、JAXAさん。

あかつき、軌道投入失敗とても残念でした。
非常に暗い気持ちになりましたが…

6年後、軌道が交差することが判り、リトライすると言うことで、ちょっと安心しました。

今回、失敗後わずか1日でリトライの発表がありましたが…
ちょっと発表が早いように感じます。

その理由は…

1)回転し始め退避姿勢に入ってしまった理由が分かっていない。
2)燃料残量が確定していない。
3)あかつきの現在の軌道要素が完全に確定できたのか、将来の効率的な軌道要素の計算ができたのか。

と感じます。

また、あまり大きな期待を持たせても、機体の設計寿命2年の3倍を過酷な宇宙空間で過ごすのですから、大変なことです。これは人間を240歳まで生かそうというのに近いように感じます。

もっとゆっくりと検討した方がよかったのではないでしょうか?

なぜいま、そんなにはやくに発表する必要があったのでしょうか?


一つは、「はやぶさ」が満身創痍で帰ってきて、国民的な感動を呼びました。
「鉄は熱いうちに打て」でしょうか?

それだけではなく、その背景には国の予算の厳しさがあると思います。

なにせ、人工衛星(もう衛星ではなく、太陽の周りを回っているのですから「人工惑星」になっちゃいましたが)1機250億円。
「失敗しました、すみません」ではすまないのです。

ときは年末、財務省の来年度予算の編成時期。
この失敗をあげつらわれて、「どうして国内で宇宙開発をしなくてはならないんですか?」とか蓮舫あたりにいわれて、宇宙開発予算の削減につなげられたくなかったのではないでしょうか?


しかし、非常に意欲的なプロジェクト。
そして粘り強い運用。


失敗にめげることなく、頑張って欲しいです。
私も応援します。


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<あかつき>金星周回軌道への投入に失敗 JAXA


あかつきの金星周回軌道への投入失敗について会見するプロジェクトマネジャーの中村教授(右)とJAXA宇宙科学研究所の小野田所長=相模原市で2010年12月8日午前11時9分、八田浩輔撮影
トラブルに見舞われていた日本初の金星探査機「あかつき」について宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8日、「金星の周りを回る軌道への投入に失敗した」と発表した。エンジンの逆噴射が短時間で終わったため十分な減速ができず、金星付近を通過して遠ざかったとみられる。JAXAは、あかつきが再び金星に近づく6年後に再投入を試みることを決定。その一方、小野田淳次郎・宇宙科学研究所長をトップとする調査・対策チームを設置し、失敗した原因の調査を始めた。日本は98年に打ち上げた火星探査機「のぞみ」の火星軌道投入にも失敗しており、惑星探査は2回続けて失敗となった。

あかつきの運用管制室があるJAXA宇宙科学研究所(相模原市)で8日午前、小野田所長とプロジェクトマネジャーの中村正人教授が会見し明らかにした。小野田所長は「今回は投入を断念することにした。今後取るべきベストの方法を、対策チームで検討したい」と述べた。中村教授は「国民のみなさんの期待に応えられず申し訳ない。6年後に再び金星に最接近する。その時に再び投入に挑戦したい」と話した。

あかつきは5月に打ち上げられた後、金星に接近。7日朝、計画通りにエンジンを逆噴射し、進路変更を始めた。しかし、直後にあかつきが金星の陰に入ったため通信が途絶。その後、非常時に自動的に作動する低利得アンテナで交信が回復したが、不安定な状態が続いた。

8日朝まで徹夜の作業の結果、あかつきは逆噴射直後、機体が非常事態の際に取る「退避姿勢」に入ったため、噴射が止まったと推定。このため金星の周回軌道に入れず、太陽を回る軌道上を飛行。全燃料を使用しても復帰できないと分かり、投入を断念した。逆噴射時間は最低9分20秒必要だったが、2~3分間で止まったとみられるという。

6年後の最接近は16年12月と17年1月の2回あり、金星から今回(550キロ)より遠い約370万キロ離れたところを通る計算だが、軌道調整でより近付けることは可能で、再度、軌道投入を試みることを決めた。あかつきの設計寿命は2年間だが、打ち上げの延期に備えてバッテリーにもともと余裕があり、逆噴射が短時間で終わったことで燃料も約8割残っているため、再挑戦は可能と判断した。

ただし、金星より太陽に近い経路を通るため、高温や放射線による機器損傷のおそれがあるという。あかつきが6年後まで無事かは未知数だが、中村教授は「(小惑星探査機の)はやぶさも7年間航海したが損傷はなかった」とし、引き続き管制を続けると述べた。


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エンジン噴射口周りのデータ解析開始 探査機あかつき



2010年12月9日11時20分

金星を回る軌道への投入に失敗した探査機「あかつき」について、宇宙航空研究開発機構は9日、破損した可能性があるエンジンの噴射口周りのデータの本格的な解析を始めた。あかつきは噴射開始から2分23秒後に突然姿勢を乱し始めており、この前後で噴射口の温度や燃料の流れに問題がなかったかなどを確認、原因がエンジンの破損だったのかどうか見極める方針だ。

 宇宙機構の立川敬二理事長は、同日の記者会見で「研究者の努力にもかかわらずうまく行かず、みなさんに申し訳ない。二度と起こらないように努めていきたい」と話した。失敗の原因について「アンテナ(による通信)もつながり、詳細なデータが得られたので、比較的早い段階で究明できると思う」と述べた。
 あかつきは、地球から見て金星の向こう側にいった直後の7日午前8時50分ごろ突然、5秒で1回という急激な回転を始めた。何らかの衝撃が加わったと見られる。
 あかつきのエンジン噴射口は、世界で初めて開発されたセラミックス製。高温に耐えられる一方で、通常の合金製より割れやすい欠点もある。
 宇宙機構によると、高速アンテナによる通信で機体状況の記録を取り出せたが、データ量が膨大なため、姿勢以外の解析はこれからになる。

2010年12月2日木曜日

嬉しかったこと

今日、電話がかかってきました。
4年前、入院で中止になった患者さんの奥さんからでした。また再開して欲しいとの依頼の電話でした。

4年もの長きにわたり、入院生活をしていたのだそうです。
そして退院後、また連絡してもらえたのです。

もうすでに退院していて、お声をかけてもらえていないものと思っていました。
4年の入院とは知らず、勝手に「終わった」ものと勘違いしていました。

それだけに、お電話をいただいたことがとても嬉しく、興奮を隠すのが大変でした。

高齢の患者さんの多くはたくさんの経験があり、どの患者さんからも学ぶことがたくさんあるのですが、この患者さんは私の知りたい分野の学術的知識が大変豊富で、施術をしているというより講義を拝聴している感じだったので、またお声をかけていただけたことがひときわ嬉しく、また頑張りたいと思います。