2010年12月31日金曜日

よいお年をお迎え下さい。

いよいよ、2010年もあと23時間あまりとなりました。

今日も患者さんや会う人・会う人に、

 『よい年をお迎え下さい』

と挨拶しまくってきました。

ふと考えると、とてもいい挨拶だなぁと感じます。

日本人はだいたい、新年を迎え、おめでたいと感じると思います。
これは、年神様に"年魂(年玉)"をいただくという思想に基づいているらしいです。
年魂は、一年間の生命力のこと。

門松を立てるのも、年神様がつんつんと尖ったものが好きだから、年神様に来ていただくために門に尖ったものを立てるという習わしです。
また大掃除も、年神様がきれい好きだから、年神様を迎える準備として行われます。
お年玉は、年神様の代わりに目上の者がくれる年の賜物(たまもの)が由来です。
数え年は、年神様から一年の生命をもらうので、お正月に1つ増える…

「よいお年をお迎えください。」とは、来年年も元気でいてくださいという気持ちのこもった言葉で、言霊だと思います。
私的には「よい"お歳"をお迎え下さい。」と書くほうがしっくり来る気がするくらいです。

会う人同士が、相手の健康を祈り合う。
とってもすばらしい風習だと思うのです。

日本っていいなぁと思う、年の瀬です。


だから出来るだけ多くの人に、出来るだけ丁寧に、言霊を送ってきました。


さて、
今年一年、つたないブログにおつきあい下さり、どうもありがとうございました。m(_ _)m
どうぞよいお歳をお迎え下さい。(^_-)☆

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