2日目は抱えきれないほどのご褒美をいただいて帰ってきました。
1日目(4/2)の利用者(入所者・被災者)さんに「とても楽になった」と言っていただけました。
もう新しい仕事を見つけた人もいました。
膝が悪い85歳のおばあちゃんは、前の避難所でトイレに行く途中に転倒して内出血をしていたのにもかかわらず「ありがとうございます」を連発なさってくれました。
1日目は別の先生が施術した患者さんですが、マッサージが気に入っていただいたのでまた来てくれました。その方は若いときに大事故を起こして生死の境をさまよい、身体に古傷があるので気になっていた方でした。
私の担当ではありませんが、気に入ったマッサージ(タイ式)を1日目(4/2)に引き続き受けに来た若者。
私は、利用者さんが途切れた合間に後輩にマッサージをしてもらいました。
別のボランティアさんには耳ツボにスワロをつけてもらって、ちょっと身体がほぐれ、新しい療法を知りました(明日から患者さんにできるというものではありませんが、必要なら勉強すれば得られるのですが、存在を知らないと勉強できません)。
ハワイでお仕事をしているWeb制作会社の社長さんで、ハワイ関連で力強いサポートを提供してくれそうな方と名刺交換をしました。
味の素が提供する美味しい昼食にもご相伴にあずかりました。
2日目はたくさんの出会いをいただきました。
犬も歩けば棒に当たる…
情けは人のためならず…
させていただいたこと以上のご褒美をいただいた一日でした。
今回(4/2〜3)のボランティアは、
以前、マッサージを一番必要としている人に、どう届けたらいいのかというジレンマを書きましたが、それも今回は感じません。
風邪気味なのに遠慮して、医務室に行かない利用者さんを医務室に誘導したり、
住宅相談の窓口を紹介したり、
不眠に悩む患者さんに健康相談室を紹介したり…
福島の方々はとても遠慮深いので、隠れたニーズを掘り起こし、有機的につなげる取り組みを1回目以上にできました(私だけでなく、マッサージ師全体でです)。
それはリソース(人や物といった資源)の手厚さ、しっかりした体勢、情報伝達(来たボランティアには避難所の仕組みを、得られた利用者のニーズを的確に関係部署につなげる仕組み)が整っていたからこそです。
この仕組みは、いっきゅうさんなどボランティアセンターに常駐する皆さんや、東京都の職員さんの尽力によるところが大きいです。
でもこのような情報伝達の取り組みをじっくりとできるのは、被災者と支援者のバランスが圧倒的に支援者が有利な「非」被災地ならではです。残念ならがら被災地の中ではこうは行かないでしょう。
あ、それは私が大きな災害現場にしか赴かないからかもしれませんが…
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