2011年4月20日水曜日

ボランティア3.1回目(4月9日)の報告。

ボランティア3回目の報告を上げます。4/9の時点での報告です。ちょっと遅くなってしまいましたm(_ _)m
状況は変わってきていますが、とりあえず、時系列で上げたいと思います。




★赤坂プリンスホテルに移る人も増え始めました。
赤坂プリンスホテルもいつまで避難所として使えるのか不明ですが、雑魚寝より個室でベッドもあると思います。味の素スタジアムより圧倒的に快適でしょう。やはり徐々に移り始めるのも道理でしょう。
ここ数日は地元に戻る人も多いようです。新学期を地元で迎えたいとお思いのようです。
また、味の素スタジアムはJリーグで、ベルディ(FC東京も?)が使うので、開幕と同時に避難所は閉鎖される可能性もあります。サポーターが入る部分と、入所者の方が暮らす部分は完全に分離されているのですが、はやり落ち着かなくなるだろうと思います。
今週末以降味の素スタジアムがどうなるか、今はまだ決まっていないようです。

★復興には時間が掛かりそうです。
津波で多くの漁船が被害を受けました。
最近の漁船は、FRPで出来ていて、漁港にある造船所では年間4艘ほどしか生産能力がないそうです。
そんな造船所が3つくらいしかなくて、
年間に作れる漁船は12艘ほどだそうです。
これだけでも復興の大変さが伝わってきます。

★入所者の意外な要望が聞こえてきました。
それは、もっと粗食が食べたい、と言うものです。
意外に感じるかと思いますが、詳しく話すと当然のような気がします。
朝食や夕食がどうなっているか分からないのですが、お昼はきちんとした食事を食べています。04/11は韓国料理(たぶん焼き肉)の予定です。私たちボランティアの間では「食べたぁい」と言いあっているですが…(ボランティアは余ると食べるのですが、大抵はお弁当持参なので、2食も食べるとたいへんなことになってしまいます)
入所者は、家事をするわけでもなく、漁業や農業に勤しむわけでもなく、運動量は減っています。
炊き出しボランティア(企業が多いようです)は心を込めて、一生懸命炊き出しを作ります。他と比べられて「あの企業はけちだね」と言われたくないとも思うでしょう。料理するほうには力が入ります。
入所者にはそういう思いやりが連日続いてしまい、ちょっと消化器がお疲れのようです。
いつも食べているような「もっとあっさりしたご飯がいい」となるようです。
思いやりも難しいですね。

★ようやく避難する入所者の大変さが分かり始めました。

今日で3.1回のボランティアになります。
中途半端な『0.1』は、04/08に、新たに施術師をとりまとめることになった「のびこ」さんと今後のスケジュールの打ち合わせと、ヨガと呼吸法の先生がいらっしゃったのでそれを受講しに行って、空き時間に1人だけマッサージしてきたのを0.1としましたf(^_^;)。主目的がマッサージではなかったので、『1』にはなりません。

たった3.1回で、早くも疲れました。肩こりが悪化しました。

連日終わるとぐったりします。
連日の地震報道を追いかけての夜更かしや休みがない、いつもと違う環境、新患さんばかり、というのもあるかもしれませんが、それだけではなさそうだと薄々感じていました。

今日、やっぱり避難して避難所暮らしが大変なんだとしみじみ感じました。
午後に子供がたくさん来て、マッサージをして欲しいというので、施術しました(私は1人だけですが)。
血圧が上がってしまった女性も担当させてもらいました。彼女は、自分も辛いだろうに、調子が悪いという孫(小学校中学年くらい)のほうを先にして欲しいと言っていました、私はお孫さんに「男はいい加減だからいやだ」と断られちゃったけどf(^_^;))
私が担当した少女は土踏まずの中央が張っているのです。これは強い緊張に由来していることが多い症状です。他の子供達もみなかちかちだそうです。
子供はマッサージをするとくすぐったがることが多いのに、みな気持ちいいといいます。
子供にまで、こんなにストレスがかかっているのかぁ、と感慨深い(?)です。そして
私の疲れ・肩こりも、こういうストレスを受けてのことだろうとようやく納得しました。

でも疲れは入所者や、毎日常駐しているボランティアや東京都の職員のほうが大変でしょう。
こうしてボランティアさせてもらっていることに感謝して続けていこうとは思います。が、私が倒れてしまって、sボランティアや本来業務の治療に穴を開けて迷惑をかけるのは本意ではないので、本当に自分自身の体調にも気をつけなくてはと思います。



4回目を近日中に上げますm(_ _)m

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